ハム23歳の若き大砲が2本塁打5打点、ロッテは21歳がサヨナラ弾…23日のファーム

ロッテ・山本大斗【画像:パーソル パ・リーグTV】

ロッテがサヨナラ勝利、楽天は救援陣が崩れた

ロッテは23日、イースタン・リーグの楽天戦に6-5で勝利した。先発の美馬学投手は、初回を3者凡退に抑えると、2回は2死から安打を浴びたが、得点は許さない。3回、4回は2三振を奪うなど3者凡退に。5回は安打と四球で得点圏に走者を背負うも、無失点で切り抜け、5回2安打無失点、1四球5奪三振でマウンドを降りた。

打線は4回に1死から大下誠一郎内野手が四球で出塁すると、池田来翔内野手が適時二塁打を放ち、1点を先制。5回は四球で出塁した高部瑛斗外野手が捕逸と盗塁で三塁へ進むと、茶谷健太内野手の二ゴロの間に1点を追加、7回にも愛斗外野手の適時打で追加を挙げ、スコアを3-0とした。

しかし8回に東條大樹投手が澤野聖悠内野手、渡邊佳明内野手の適時打で2点を返され、1死も取れずに降板。無死一、二塁で後を受けた田中楓基投手は、1死満塁からフランコ内野手に同点適時打を浴びると、2死満塁から安田悠馬捕手に勝ち越しの2点適時打を許す。

2点ビハインドで迎えた8回、池田の4号ソロで1点を返すと、9回には四球と石川慎吾外野手の安打で2死一、二塁の好機を演出。ここで菅野剛士外野手の打球が二塁手の失策を誘い、同点に追い付いた。

延長10回を岩下大輝投手が無失点に抑えると、その裏に1死から山本大斗外野手にサヨナラ5号ソロが飛び出した。ロッテは池田が3安打、大下、山本が2安打をマークした。

敗れた楽天は、先発の大内誠弥投手が4回5安打1失点。8回に1度は逆転したが、リリーフ陣がリードを守り切れなかった。

日本ハムは打線がつながり、14安打8得点で4連勝

日本ハムは鎌ケ谷スタジアムで行われたDeNA戦に8-3で快勝した。日本ハムの先発・バーヘイゲン投手は、初回に松尾汐恩捕手に安打を許しながらも無失点で抑えると、2回は3者凡退。2回1安打無失点、無四死球の4奪三振でマウンドを降りた。2番手・齊藤伸治投手は、3回に蝦名達夫外野手の適時打で1点を失い、4回は1死一、二塁のピンチを招いたが後続を断った。

打線は3回、スティーブンソン外野手が安打で出塁すると、野村佑希内野手と有薗直輝内野手の2者連続本塁打で逆転に成功。続く4回には、宮崎一樹外野手の安打や四球などで1死一、三塁とし、暴投の間に1点を追加。さらに6回、野村が2本目となる2号3ランを放った。

7回に鍵谷陽平投手が2点を失うも、直後1点を追加。8回表は堀瑞輝投手が無失点でつなぎ、5点リードで迎えた9回表は、ザバラ投手が締めて試合は終了した。野村が2本塁打を含む3安打5打点、宮崎が3安打、スティーブンソンが2安打を放つなど計14安打8得点で連勝を「4」に伸ばした。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

© 株式会社Creative2