秋田県内初 由利本荘市に小・中・高一体型の校舎が誕生 特色を生かし連携した教育に取り組む

秋田朝日放送

秋田県由利本荘市に県内で初めて小学校・中学校・高校が一体となった校舎が出来ました。特色を生かして連携した教育に取り組みます。

23日由利本荘市立矢島小学校の竣工式が行われこの春からこの校舎に通う児童たちが元気いっぱいに校歌を歌いました。

2023年末に工事が完了しまだ木の香りが広がる校舎。鳥海山が一望出来る自然豊かな環境です。県内で初めての小中高一体型校舎は矢島小学校、矢島中学校、矢島高校が約250メートルの一本の廊下で繋がっていて開放感あふれる造りが特徴です。

中学校舎の施設でも小学生の児童が使いやすいような工夫がされています。小学生と中学生兼用の調理実習室の調理台は子どもの背丈に合わせて高さを調整することができます。また、プールも底をかさ上げすることで小さな児童でも安全に使用できるように改修しました。今後は小中高顔合わせの会を開き児童・生徒の交流の機会を増やすことにしていて、連携した授業なども行われます。

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