女子大学生がアイデア「ご当地クラフトビール」誕生「山奥だけど『金城』を知って」(島根・浜田市)

地域の特産を活かし大学生がアイデアを出して醸造されたクラフトビールが完成し、23日浜田市で商品の発表会がありました。

こちらが浜田市金城町の特産品「ピオーネ」を材料に地元の湧き水を使って作った「金城ビール」です。
島根県立大学4年の西山祐さんがアイデアを出し、商品化されました。県立大学生を対象に2023年に開催された「はまだを元気にするアイデアコンテスト」で、最優秀賞に輝きました。
金城町内のシェアハウスで暮らす西山さん、2025年に卒業を迎えるのを前に、お世話になった地元の人への恩返しにと、この事業プランを思いついたということです。

島根県立大学・西山祐さん
「金城町は、浜田の人でも行ったことがないという人もいるくらい山奥なので、このビールをきっかけに金城町に興味を持ってもらえたらうれしい」

浜田市・久保田市長
「味わいがあってコクがあって、適度に苦みもあって大変おいしいビールだと思います」

「金城ビール」は、江津市のクラフトビールメーカー「石見麦酒」が1本330ミリリットル入りで700本を製造、4月27日から浜田市内の小売店やホテルで販売されるほか、5月1日から広島県内の2つの酒店でも販売されるということです。

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