佐々木朗希、今季最速161キロで7回3失点 初の160キロ超も…リード許して降板「反省」

ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

3回までわずか32球で無安打投球も…4回に暗転した

■ロッテ ー ソフトバンク(23日・ZOZOマリン)

ロッテの佐々木朗希投手が23日、ZOZOマリンスタジアムで行われたソフトバンク戦に先発。6回105球を投げ5安打3失点(自責2)、4奪三振でリードを許して降板し「なかなか流れを持ってくることができなかったので、そこが反省点かなと思います」と振り返った。

初回わずか11球で3者凡退と抜群の立ち上がりを見せた佐々木は、3回まで32球で無安打無失点、許した走者は四球の1人のみだった。しかし4回に暗転。1死一、三塁から近藤の左前適時打で先制を許すと、中村晃の一ゴロを一塁手・上田が二塁送球するも一塁走者のヘルメットに当たる不運もあり(記録は失策)、2点目を失った。

今季は3試合に登板して160キロの大台を1球もマークしていなかった。しかしこの日は、3回1死から甲斐への初球が160キロを計測。さらに4回には栗原の2球目に161キロを出した。5、6回は立ち直り無失点に封じていたが、7回に川村に痛恨の適時二塁打を浴びた。

佐々木は試合前時点で防御率1.89、奪三振率10.89と今年も好スタートを切っていた。7日オリックス戦で今季2試合目で初白星を挙げると、14日楽天戦も7回1失点で2勝目を手にしていた。(Full-Count編集部)

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