運営に携わっている一般社団法人の口座から現金4600万円を横領したとして、神戸西署は23日、業務上横領の疑いで、法人理事の長尾秀樹容疑者(67)=神戸市西区糀台4=を再逮捕した。同署が4月、法人口座から500万円を横領した同容疑で逮捕していた。
再逮捕容疑は昨年6~7月、神戸市西区などの銀行で、法人の口座から自身の口座に4600万円を振り込み横領した疑い。調べに「私的に使うために横領した」と容疑を認めているという。
同署によると、この法人は資産運用のアドバイスなどを業務内容に掲げ、同容疑者が経理を担当。代表理事の男性(90)が「1億数千万円がなくなっている」と署に相談していた。ほかにも同様の被害がないか調べる。