MRO Japanが全国初 エアバス旅客機を貨物機に改修 独企業と提携へ

那覇空港で航空機の整備事業を展開するMRO Japanが国内で初めて旅客機を貨物機に改修する事業への参入に向けドイツの企業と提携を結びます。

MRO Japanは、2019年から那覇空港での機体整備事業を手掛ける県内企業です。来年から、航空機メーカー大手のエアバス社の旅客機を貨物機に改修する作業を請け負うことになり、今月22日、受注元となるドイツのエルベ・フルクツォイヴェルケ社と事業の基本合意書を交わしました。

国内でエアバス社の機体改修事業を請け負うのはMRO Japanが全国で初めてとなります。

MRO Japan 高橋隆司 社長
「日本で航空整備産業をさらに活発化させる。そして、沖縄の経済、産業を盛り立てると」

エルベ・フルクツォイヴェルケ社 ジョディ・ボト CEO
「この協働でMRO JapanとEFW社は日本だけでなく世界の貨物機を必要とする顧客にも貨物機を提供することができる」

MRO Japanは半年間の検証期間を経てことし10月の本契約を目指し、来年秋ごろには作業を本格的に始める見通しです。

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