アユ苗放流

高島市の安曇川でアユ苗の放流が始まっています。不漁が懸念された今シーズンですが、アユ苗の確保は順調で、放流量は平年並みを見込めるとしています。

山肌に新緑が目立ち始めた高島市朽木。ここを流れる安曇川では連日、「アユ苗」と呼ばれる友釣り用の若いアユの放流作業が行われています。23日は、河口付近の簗で、23日朝に捕れた「アユ苗」60キロ、6000匹が用意されました。体長はおよそ10センチ。ひと月あまり後のアユ釣り解禁日には18センチ程度に成長するということです。

今シーズンびわ湖のアユは不漁が続いていましたが、今月初めごろから徐々に回復していて、安曇川では、放流目標である平年同様のおよそ4トンのアユ苗を確保できそうだとしています。安曇川でのアユ釣りは6月1日に、県内で最も早い解禁を迎えます。

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