愛媛県松山市内の70代男性 著名人のアシスタント名乗る人物からSNSを通じ金の投資を持ち掛けられ1300万円をだまし取られる

愛媛県松山市内に住む70代の男性が、著名人のアシスタントを名乗る人物から、SNSを通じ金の投資名目で1300万円をだまし取られる詐欺事件が発生しました。

警察によりますと、今年2月24日、男性の携帯に実在する著名な実業家をかたる投資情報がメールで届き、男性がSNS上の投資グループに入ったところ、金の投資話を持ちかけられたということです。

その後、男性は先月20日、著名実業家のアシスタントを名乗る人物に、SNSで指定された口座に投資資金として100万円を入金。

「損害を防ぐため投資額は総資金の10%が上限」と“著名実業家のアシスタント"説明を受け、資金から10万円を投資した結果、口座の残高が増えたことから、投資話を信じた男性は、以降29日にかけ指定口座に計1300万円を振り込んだということです。

11日、男性がSNSで全額の出金を依頼したら連絡が取れなくなったため、22日になって警察に相談し事件が発覚しました。

警察は実在する著名人をかたるといった、SNSを悪用した投資詐欺が急増しているとして注意を呼び掛けています。

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