平和への願い込めた「灯籠流し」がアジア地区の最優秀賞に 「長崎キワニスクラブ」《長崎》

長崎のボランティア団体が取り組む「灯籠流し」がアジア地区の最優秀賞を受賞し、鈴木長崎市長に報告しました。

長崎市役所を訪れたのはボランティア団体「長崎キワニスクラブ」のメンバーと大学生です。

長崎キワニスクラブ 門司和彦会長

「国際的な雰囲気の中、長崎らしい活動をしたということで評価された」

3月にオーストラリアで開かれた協議会で、「長崎キワニスクラブ」が3年前から取り組む「灯籠流し」が、最優秀奉仕プロジェクト賞を受賞しました。

世界中の子どもたちから平和へのメッセージを集め、それを大学生や県内各地の中学校の協力を得て灯ろうに貼り付けます。

長崎大学「サークルK」3年 古山京子さん

「若者が行動することで世界が平和になるような活動につながる。活動を続けていけるように頑張りたい」

活動には、幅広い世代がかかわっていて、長崎キワニスクラブでは「すべての人が平和について考える機会となることが目的」としています。

今年7月にアメリカで開催される大会でも最優秀賞受賞を目指しているということです。

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