CL出場権獲得を目指すアストンヴィラ、エメリ監督と2027年まで契約延長へ

写真:アストンヴィラと契約延長を果たしたエメリ監督

現在プレミアリーグで4位につけるアストンヴィラは、ウナイ・エメリ監督と契約延長に合意したという。イギリス『BBC』電子版など各メディアが報じている。

報道によると、エメリ監督は2026年6月まで結んでいた契約をさらに1年延長。2027年6月まで新たに契約を結び直し、給与面でもより良い条件を提示されたという。

52歳のスペイン人指揮官は、2022年11月にスティーブン・ジェラード監督の後任として就任すると、当時プレミアリーグで16位だったチームを7位まで押し上げ、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権の獲得に導いた。

昨夏アストンヴィラは、パウ・トーレスやユーリ・ティーレマンス、ムサ・ディアビなどを獲得。スカッドを充実させた今シーズンは、ECLで準決勝進出を決めており、プレミアリーグでは4位に位置しUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に近づいている。

エメリ監督は、今シーズン限りでトーマス・トゥヘル監督の退任が決まっているバイエルンからの引き抜きを噂されていたが、今節のボーンマス戦後にそれを否定。「私はアストンヴィラに100パーセント集中している」とコメントを残していた。

かつて指揮したセビージャでは3季連続でUEFAヨーロッパリーグ優勝を果たし、2020-21シーズンにはビジャレアルで同タイトルを獲得した。ヨーロッパの大会で好成績を残しているエメリ監督はECLを制し、目標であるCL出場権を獲得できるのか、シーズン最終盤の戦いにも注目だ。

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