実写版『シティーハンター』鈴木亮平、続編あれば「STILL LOVE HER」も…小室哲哉に新録願い

気合のもっこりポーズ! 実写版『シティーハンター』佐藤祐市監督、安藤政信、鈴木亮平、小室哲哉

俳優の鈴木亮平が23日、新宿・歌舞伎町シネシティ広場で行われたNetflix映画『シティーハンター』のブルーカーペット・ワールドプレミアイベントに森田望智安藤政信木村文乃佐藤祐市監督とともに出席し、「シティーハンター」の聖地・歌舞伎町でのイベントに感慨深い様子を見せた。この日は、アニメ版に続いて、本作でもエンディングテーマを担当する、TM NETWORK小室哲哉も来場した。

北条司の人気コミックを日本で初実写化した本作は、東京・新宿を拠点に裏社会での様々な厄介事を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)・冴羽リョウ(鈴木)の活躍を描く痛快エンターテインメント。配信スタートを2日後に迎え、「シティーハンター」の聖地である新宿でワールドプレミアイベントを実施。鮮やかなブルーのカーペットが敷き詰められた会場内にはおよそ400人の観客が来場し、キャスト・監督陣も、沿道のファンからのサインや握手などにも気さくに応じていた。

その後、中央お立ち台に立った鈴木が「それでは、もっこりスタート!」と合図をすると会場は大盛り上がり。ファンのボルテージは大いに高まった。「本当に『シティーハンター』の聖地・新宿でこんなに大きなイベントができるとは夢にも思わなかったので、皆さんに感謝するとともに、いよいよ始まるなということで非常にドキドキしています。いいもっこりスタートがきれたかなと思います」という鈴木。槇村香役の森田も「こんなにたくさんの人に集まってもらって。『シティーハンター』がこれだけ愛されているということを身に染みて感じています。感無量です」としみじみ語った。

佐藤祐市監督、安藤政信、鈴木亮平、森田望智、木村文乃

新宿区の全面協力で、歌舞伎町でもロケが行われた本作。佐藤監督は「まさにこの場所でも撮影させていただいて。このために新宿警察さんとか、東京ロケーションボックスさんとか、各方面の方にご尽力いただいて。新宿でできるじゃんという感じがして。もっとやりたいなと思っております」と手応えをつかんた様子だった。

そしてこの日、サプライズ登場した小室から花束を受け取った鈴木は、もっこりポーズで花束を掲げ歓喜の表情。本作のために新録された楽曲「Get Wild Continual」の印象を尋ねられた鈴木は、「やはり『Get Wild』なしでは『シティーハンター』でなしというくらいの曲なので。どんなものになるんだろうとワクワクして待っていたんですよ。皆さんご存知かと思いますけど、あれってエンディングテーマなんですよね。今回はその切なさもありつつ、これから『シティーハンター』が始まるんだという疾走感もあって。“Continual”というのはこういう意味かと。とても楽しませていただきました」と絶賛していた。

それを受けた小室が「おっしゃる通り、次に続けと。皆さんは大変だと思いますけど、ご覧になった方は『次は?』と思うと思います」と続編を願うと、鈴木も「面白いと思っていただいたら、皆さんもいろんなところでこの続きが観たいと叫びまくってください」と呼びかけ、「もし続編が作れるとしたら、『Get Wild』だけでなく、『STILL LOVE HER (失われた風景)』の新録とか、『RUNNING TO HORIZON』とかもお願いしたいです」とリクエスト。小室も「すごいですね、最高です。(メンバーの)二人にも伝えます」と笑顔。それを聞いていた佐藤監督も「決まっちゃいましたね。良かったです」と満足げな顔を見せた。(取材・文:壬生智裕)

Netflix映画『シティーハンター』は4月25日より全世界独占配信

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