藤井八冠に伊藤七段が挑む叡王戦第3局の舞台…名古屋東急ホテルで“勝負メシ”の準備進む 和洋中8品を用意

藤井聡太八冠は5月2日、地元・愛知で叡王戦第3局に挑みます。会場となる名古屋のホテルでは、「勝負めし」の準備がすすんでいました。

名人戦七番勝負の第2局が、23日から始まりました。瀬戸市出身の藤井八冠と一宮市出身の豊島将之九段による愛知対決です。先に4勝した方がタイトル獲得で、第1局は藤井八冠が勝利しています。

注目の愛知対決の裏で、中区にある名古屋東急ホテルで勝負メシの準備が行われていました。東急ホテルが舞台となるのは、叡王戦第3局です。藤井八冠は伊藤匠七段の挑戦を受けていて、4月20日に行われた第2局では惜しくも敗れ1勝1敗となっています。

5月2日に東急ホテルで第3局が行われますが、今後を左右する大一番のために和・洋・中の8品が用意されました。

名古屋東急ホテルの総料理長:
「今年はぜひ(藤井八冠に)勝っていただければなと思います」

和食は、ホテル内にある「なだ万」が用意していて、天むすや名古屋コーチンの親子丼など地元らしいメニューを揃えました。

中華は「南国酒家」の定番メニューから用意され、人気の海鮮あんかけ焼きそばのほか、黒酢酢豚とシュウマイのセットです。パイナップルに酢豚というのはこの店発祥だということです。

洋食では、レストランの定番メニューを詰め込んだ弁当や、石川県の復興の思いを込めた能登豚を使ったソテーも。名物の名古屋コーチン入りスパイシーカレーは焼きカレーにしました。

名古屋東急ホテルの総料理長:
「特におすすめは名古屋コーチンのスパイシー焼きカレー。スパイシーカレーは(3年前に)食べていただいたことはあるんですが、今回はグラタンぽく焼き上げて仕上げていますので、そちらも楽しみにしてもらえればいいかなと」

名人戦・叡王戦と厳しい勝負が続く藤井八冠。地元の勝負めしが力になりそうです。

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