わたらせ渓谷鐵道の水沼駅に併設され現在休館中の温泉施設「水沼駅温泉センター」について、駅周辺の開発を進める「ホットランド」がリニューアルしたうえで年内にも営業を再開することが分かりました。
群馬県桐生市で創業し、たこ焼き専門店「築地銀だこ」を展開するホットランドは、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅周辺の開発を進めていて、「サウナの森水沼ヴィレッジ」のサウナエリアが４月２３日オープンしました。
「水沼駅温泉センター」の再開は、４月２３日のオープニングセレモニーでホットランドの佐瀬守男社長が明らかにしたものです。
水沼駅温泉センターは１９８９年に開業しわたらせ渓谷鐵道が直営した時期もありましたが、２００９年４月に賃貸借契約を結んだ運営企業の破産により２０２３年の夏から休館となっていました。センターの再開は、ホットランドによる駅周辺開発の一環として行われるもので、リニューアルしたうえで年内には営業を始めたいとしています。
わたらせ渓谷鐵道は、賃貸借契約を結びホットランド側が運営を行う予定です。ホットランドの佐瀬社長は４月２３日オープンした施設を中心に周辺観光の拠点にもなる長期滞在型のリゾートを目指したいと話しています。
