義母「いつも顔色をうかがう嫁、うっとおしいわぁ」→ 嫁が『思うがままに』振る舞ってみた結果──!?

今日は筆者の知人から聞いた「義実家でのトラブル」を紹介します。わがままな義母に振り回され、限界を感じた彼女の反撃とその結末は!?

私を家政婦扱いするお姫様(義母)

私の旦那の母(義母)は、少女がそのまま大人になったような人でした。

「〇〇に行きたい」「●●が食べたい」といったおねだりは日常茶飯事。義母のどんなわがままも、義父や一人息子の旦那が優しく聞いていました。

そしてその「義母のお姫様扱い」は、旦那の嫁である私にも当然のように課されたのです。

義母は私のことを「一人息子を奪った敵」と認識しているようで、私にさまざまな要求をしてきました。

「友達と買い物に行きたいから車出して」「義父と息子と家族旅行に行くから宿の予約をして(私と子供は留守番)」などあごで使われ、まるで家政婦のように扱われる日々。

私が断ったり怒ったりすると、義母はあることないこと言って義父や旦那に泣きつき、私が悪者になるように仕向けるのです。

義母の機嫌を損ねると全員から責められるので、私はいつ義母から指示が飛んでくるか、ビクビクするようになっていました。

義母からの暴言で目が覚めた

そんなある日、義母から「あんたはいつも私の顔色をうかがってオドオドしているから、そばにいるだけで嫌な気持ちになるわ」と吐き捨てるように言われました。

そばで聞いているはずなのに、何も言わない旦那と義父。
その時、私の中でプツンと糸が切れました。

(精一杯尽くしてこんな扱いをされるなら、もう義母に気を使うだけ無駄ね。これからは、私と子供が幸せになることにエネルギーを使おう)

開き直った私は、その日から義母の要望を一切断るようになりました。義父母から怒りの連絡が来ても、徹底的に無視。

旦那も最初は「何で母さんの言うことを聞けないんだ」と威勢よくキレてきましたが、私が毅然として「これ以上お義母さんのお世話が必要なら離婚します」と言うと、すぐに黙りました。

何日か連絡を無視していると、怒り心頭の義父母が自宅まで押しかけてきました。

「そんな嫁とは離婚しろ」と旦那に言う義父母に、「私は離婚でまったく構いませんよ」と言い放った時の爽快感は、今でも覚えています。

結局、私に「離婚だけはしたくない」とすがる旦那を見て義父母はショックを受けたようで、意気消沈して帰っていきました。

その後、義父母と疎遠になることを条件に旦那と再構築したので、もう義父母と会うことはほとんどありません。あの頃は辛かったけど、勇気を出して戦って本当に良かったと思います。

最後に

自分を蔑ろにしてくる義実家と離れられてよかったですね。たとえ身内であっても、一緒にいると精神的苦痛を感じる人とは、今後の付き合いを考えた方がいいかもしれません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N

© 株式会社ファッションニュース通信社