【多摩川ボート・東京スポーツ賞】高野哲史 機力に満足も…V戦の天気心配「ペラで合わせたい」

優出一番乗りとなった高野哲史

ボートレース多摩川の「第59回東京スポーツ賞」は23日、準優勝戦が行われた。

準優10R、高野哲史(35=兵庫)はインからコンマ15のトップSを決め、先に旋回。バックで先頭を確保すると、そのまま押し切って優出を一番乗りで決めた。

タッグを組む16号機は今節が初おろしだが「出足寄りで中堅上位はある。ペラのベースも2日目ぐらいから固まっている」と、仕上がりには満足げ。優勝戦当日は雨予報とあって「雨は嫌な感じがする。それでも、ここ半年ぐらいはペラが合わなかったが、最近は合うようになってきた。ペラでなんとか合わせたい」と気を引き締めた。

2024年後期適用勝率の審査期間は苦戦が続いた。それだけに「来期は7点ぐらい取っていきたい。それぐらいの点数を取れていれば、また記念にも多く呼んでもらえると思う」と、活躍を見据える来期へ弾みをつけるVをもぎ取る。

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