アーセナルのガブリエウ、連携を深めた守備陣に言及 「出場するすべての選手に信頼を」

写真:ウルブス戦、勝利を確信し抱擁を交わすガブリエウ(左)、ラヤ(中)、サリバ(右)

アーセナルのブラジル代表CBガブリエウが、イギリス『TNT Sports』のインタビューに応じ、今シーズンいかにしてアーセナル守備陣が連携を深めたのか語った。

昨シーズンのアーセナルは、ガブリエウとCBのコンビを組むウィリアム・サリバがケガで離脱して以降、調子落としマンチェスター・シティにプレミアリーグ優勝の座を譲ることになった。ガブリエウは昨季のサリバ不在の時期を次のように振り返った。

「僕たちは毎試合一緒にプレーしていたので、他の選手が代わりに起用されると、状況が変わり難しかった。例えば、本来左CBのヤクブ(キヴィオル)が右CBとしてプレーしていた。彼にとっては難しいポジションだったが、今はそのようなことがなくなった」

そして今シーズンは、CBのガブリエウとサリバ、GKダビド・ラヤを中心に安定した守備を誇っている。前節ウルブス戦をクリーンシートで終えたことにより、クラブ新記録となるリーグ戦のアウェーゲーム6試合連続無失点を達成した。ガブリエウはアーセナルDF陣が高いレベルに到達したと感じており、守備力の向上についていくつかの要因を挙げた。

「今シーズンはもっとうまくいくと確信していた。ハードワークをし、たくさんの話し合いが助けとなった。大きな自信を持ち、出場するすべての選手に信頼を寄せている。取り組んでいるすべてのことは、守備をうまく行うためのものだ。一緒に多くのプレーをするうちに、お互いをより良く理解できるようになった」

また右SBとして不動のレギュラーのベン・ホワイトの存在を心強く思っており、「試合での安定感は高まったと思う。毎試合、高いレベルでプレーする彼と共にプレーができてうれしい」とコメントを残した。

マンチェスター・シティ、リヴァプールとタイトルを争うアーセナルは、この先チェルシー、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドといった難敵との対戦を控えている。ガブリエウは日本時間24日4時から行われる、チェルシー戦に向けて「明日は重要な試合になる。質の高い選手が揃っており、しっかりと準備するつもりだ」と意気込んだ。

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