ばっちりメークで試合出場、中国の陸上選手が批判浴びる―台湾メディア

台湾メディアの中天新聞網は23日、ばっちりメークで試合に出場した中国陸上選手の呉艶妮に対する批判の声について伝えた。

台湾メディアの中天新聞網は23日、ばっちりメークで試合に出場した中国陸上選手の呉艶妮(ウー・イエンニー)に対する批判の声について伝えた。

呉は20日、中国・アモイで開かれたダイヤモンドリーグ開幕戦の女子100メートルハードルに出場。記事は「自身のシーズン記録更新となる13秒04で10位になったものの、おしゃれに対するネットユーザーからの批判から逃れることはできなかった」と述べて、ネットユーザーから「試合の時、おしゃれに注意し過ぎ。成績にマイナスの影響を生むのではないか」との声が聞かれたことを伝えた。

一方、呉はこれに「自分の外見に注意を払うのは観客への尊重。成績に影響するとは思わない」との考えを表明。「これは観客、ファンと競技場にいる全ての人に対する尊重であり、自分に対する自信と励ましでもある」とした。

中国のSNS・微博(ウェイボー)ではこの話題をめぐって「化粧をしなければ観客を尊重していないっていうこと?」などの声が上がる一方、「個性があって私は好き」「化粧するかどうかは彼女の権利。試合結果とは関係ない」との声も寄せられている。(翻訳・編集/野谷)

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