『スター・ウォーズ:アコライト』日本版声優に諏訪部順一×ファイルーズあい 吹替版特報も

『スター・ウォーズ』の新たなドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アコライト』の日本版声優として、諏訪部順一とファイルーズあいの参加が決定。あわせて日本語吹替版の特報映像が公開された。

本作は、2024年に公開25周年を迎える『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の約100年前、ダークサイドの影が忍び寄るジェダイの黄金期を舞台に、“闇に包まれた”秘密を描くアクションスリラー。

主人公メイの声優を務めるのは、映画『THEBATMAN-ザ・バットマン-』キャットウーマンの吹き替えや、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン』の空条徐倫役で知られるファイルーズ。ファイルーズは、「歴史あるシリーズ作品に携わることができ、そして重要なキャラクターを任せていただけてとてもプレッシャーを感じると同時に嬉しく思いました!」と、本作への出演が決まった時の喜びを語っている。さらにたった二つの短剣で、フォースを操る正義の守護者ジェダイを襲う謎の主人公のメイ役については「メイは飾らない性格であっけらかんとして見えますが、同時に自分自身の過去や気持ちに蓋をしたりと、複雑な感情を持ち合わせてもいるので、そんな彼女の気持ちに寄り添った表現ができるように頑張ります。お楽しみに!」と意気込みを明かした。

また本作では、韓国ドラマ『イカゲーム』で主演を務め、アジア人で初めてエミー賞主演男優賞を受賞したイ・ジョンジェが、聡明で強力なフォースの力を持ち尊敬を集める一方で、内面に葛藤を抱えるジェダイ・マスターのソルを演じている。

そんなソルの日本版声優を務めるのは、『テニスの王子様』跡部景吾役や『呪術廻戦』両面宿儺役などで知られる諏訪部。諏訪部は、「世界中に数多くのファンを擁する『スター・ウォーズ』シリーズに関われることは、本当に光栄なことです。おまけに、私が日本語吹替を担当させていただくソルはジェダイ! オーディションの結果を聞いた時は、血が沸き立つような感覚をおぼえました」と『スター・ウォーズ』作品初参加となる喜びの気持ちを語った。さらに諏訪部は「これまでの人生、『スター・ウォーズ』を通らずに生きてきてしまったという方にとって、本作は口火を切る良いきっかけになると思います。掘り尽くせないほどの楽しみがその先に待っていますので、ぜひ!」とコメントを寄せた。

公開された日本語吹替版特報映像では、ジェダイマスター・ソル(イ・ジョンジェ)の声を担当する諏訪部の演技の一端が捉えられている。

本作の監督を務めるのは、映画『バチェロレッテ―あの子が結婚するなんて!―』やエミー賞作品賞など4部門にノミネートされた『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』の製作総指揮などで知られるレスリー・ヘッドランド。幼少期から『スター・ウォーズ』の大ファンだったというヘッドランド監督は「『スター・ウォーズ:アコライト』は多くのジェダイが登場する銀河を、ダークサイドの視点で描く物語になっています。そしてジョージ・ルーカスが影響を受けた黒澤映画や侍映画にインスパイアされ、『用心棒』や『隠し砦の三悪人』、『羅生門』などの作品をオマージュしています」と日本文化に影響を受けていることを語っている。
(文=リアルサウンド編集部)

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