知床 観光船事故から2年で追悼式 運行会社と社長を提訴へ

2022年、北海道・知床沖で観光船が沈没し、20人が死亡、6人が行方不明になっている事故から2年となり、地元・斜里町で追悼式典が行われた。

2022年4月23日、北海道・知床半島の先端付近の沖合1kmほどで、観光船「KAZU I」が沈没した。

この事故で20人が死亡、6人が今も行方不明のまま。

あれから2年、地元・斜里町では、家族や関係者など約150人が追悼式で祈りをささげた。

式では山内浩彰町長が「安心安全を一つ一つ積み重ねて実践していくことを誓います」と決意を述べた。

海上保安庁は、24日まで3日間にわたって行方不明者の集中捜索をしている。

この事故をめぐっては、被害者の家族が運航会社と桂田精一社長に対し、安全管理責任を怠ったなどとして、5月下旬にも損害賠償を求め提訴する方針。

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