茶娘ら新茶を伊勢神宮へ奉納 暖冬や害虫影響なく良い出来栄えに

By 三重テレビ放送

三重県内のお茶の生産者らが茶業の振興を願い22日、伊勢神宮内宮へ収穫されたばかりの伊勢茶を奉納しました。

奉納を行ったのはお茶の生産者らで作る三重県茶業会議所の関係者や茶娘など約20人で、鈴鹿市や大台町などでとれた新茶と、手もみで作られた度会茶、あわせて約4キロを伊勢神宮内宮に奉納しました。

多くの観光客に見守られながら、丹精込めて作った伊勢茶を手にゆっくりと参道を進み、茶業の繁栄を祈っていました。

担当者によりますと、今年の新茶は暖冬や害虫などの影響はほとんど見られず、色、味ともに良い新茶の生産が期待できるということです。

今年の新茶は24日に初市が行われ、ゴールデンウイークに出荷のピークを迎えます。

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