現金着服の疑い・不起訴処分の職員を懲戒処分 停職6カ月

By 三重テレビ放送

多気町、明和町、大台町の3町でつくる「多気郡町村会」事務局の口座から現金を着服した疑いで逮捕され、その後、不起訴処分となった明和町職員の51歳の男を明和町は22日、停職6カ月の懲戒処分としました。

処分を受けたのは生活環境課の主査51歳の職員です。

明和町によりますと男性は多気郡3町で小・中学校や消防などの事業運営に携わる「多気郡町村会」の事務局担当者として、一昨年4月から1年間、経理などの業務を行っていて、去年2月、事務局の口座から現金を着服した疑いで先月4日、業務上横領の疑いで逮捕されましたが、その後嫌疑不十分で不起訴処分となっていました。

明和町は22日に懲戒審査委員会を開催し、男性職員に対し停職6ヵ月の懲戒処分としました。処分を受けた男性職員からは退職願いが提出され、受理されました。

明和町は「職員の倫理意識を高めるためにコンプライアンス研修を引き続き実施し、担当業務の複数化など再発防止策を進める」としています。

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