【マレーシア】ペナン空港の国際線旅客、3月は5%増[運輸]

マレーシアの空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)は23日、ペナン州にあるペナン国際空港の3月の国際線旅客が前月比5%増の32万8,000人に上ったと発表した。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイを拠点とする格安航空会社(LCC)のフライドバイの就航が増加に寄与した。

ペナン国際空港には現在、航空会社19社が乗り入れ、国際線は週514便を運航し、世界16都市と結んでいる。今月中には、インドネシアのLCCライオン・エア傘下のタイ・ライオン・エア(TLA)が、タイの首都バンコクのドンムアン空港とペナン国際空港を結ぶ路線の新規就航を予定しており、国際線旅客はさらに増えると見込まれている。

MAHBが運営する空港の3月の利用者は1,020万人だった。マレーシア国内の空港の利用者が710万人で、トルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港(SGIA)の利用者が310万人。マレーシア国内の空港利用者の内訳は、国際線が約380万人、国内線が約320万人だった。

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