ドレイク、テイラー・スウィフトは「音楽界最大のギャングスター」

ドレイクがテイラー・スウィフトを「音楽界最大のギャングスター」と称えた。2015年にテイラーと『バッド・ブラッド』のリミックスでコラボしたケンドリック・ラマーに対するディスソング『テイラー・メイド・スタイル』の中で、テイラーを称賛するラップを披露したかたちだ。

数日前には多くのアーティストへのディスソング『プッシュ・アップス』をリリースしていたドレイク、ポップアーティストとコラボするケンドリックに対しては「マルーン5にバースが必要だから、お前は賢いものを作った方がいいぞ。それからスウィフティーズ(テイラーのファン)のためのバースが必要だな」と矛先を向けていた。

そして今回の『テイラー・メイド・フリースタイル』では、テイラーに主導権を握られたとしてケンドリックを再び揶揄する一方、先日11枚目のアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』をリリースしたテイラーについて「テイラー・スウィフトに敬意。現在の音楽業界最大のギャングスターだ」と賛辞を送っている。

2パックとスヌープ・ドッグの声を使いAIの技術で作り替えたラップも入った同曲、2パックの声は「若い女の子が好きなあいつ」とドレイク自身を揶揄している一方ドレイクは、『プッシュ・アップス』のアンサーを返さないケンドリックに対し臆病者と非難、「お前が(アンサーを)返す勇気が出た時には俺は放浪中」とラップしてもいる。

一方同曲で「お前は負け戦のゲームプランを書いているようだな」とケンドリックを貶すAI生成された自分の声を聴いたスヌープはインスタグラムでファンたちに対して、「何をした?いつ、どうやって?これは本気か?ハハ。皆寝るんだな。俺の電話が始終かかりっぱなしだ。何だっていうんだ?何が起きている?」「寝る時間だ。お休み」と冗談めかしていた。

© BANG Media International