歌舞伎俳優の中村橋之助（２８）が俳優の森田健作がパーソナリティを務めるＦＭ ＮＡＣＫ５「青春もぎたて朝一番！」（５月５日、午前６時３０分）、ニッポン放送「森田健作 青春の勲章はくじけない心」（５月１３日、午後６時２０分）に出演することになり２３日、都内で収録を行った。
歌舞伎俳優の中村芝翫を父に持ち、母親がタレントの三田寛子という橋之助。この２つの番組には２０２２年の５月に芝翫が出演した。２２年１月に、芝翫は新型コロナウイルスに感染していたそうで、橋之助は当時のことを振り返り「父は喉がやられていた。ただ、コーラが大好きでコーラを飲んだら治ったそうなんです。だから、いまでも父はコーラでコロナが治ったと信じている」と笑いを誘った。
橋之助には三代目・中村福之助（２６）と四代目・中村歌之助（２２）の２人の弟がいる。橋之助は「最近は弟たちが力を付けてきたと感じる。ライバルではありますが、足を引っ張るというのではなく、お尻をたたき合うような感覚です」という。
その３人が９月１２、１３日に浅草公会堂で「第二回神谷町小歌舞伎」という公演を行う。「自分たちの想いを、自分たちで形にした公演」を実現させたものだ。「初心者でも入りやすい、歌舞伎のチュートリアル的なものになれればいいなと思っています」と語った。
４月からは自らパーソナリティーを務める番組「中村橋之助 ぶっかえりＮＩＧＨＴ」（ＮＡＣＫ５、毎週土曜深夜１１時半）がスタートした。「ぶっかえり」とは歌舞伎用語で、着ている衣装を一瞬にして早変わりし、衣装を変えることで、それまで隠していた正体や本性があらわになるという演出のこと。リスナーから「ぶっかえり体験」などを募集している。橋之助は過去にＡＫＢ４８にハマっていたことを両親に告白したことが「ぶっかえり」だったという。「父は“いいんじゃない”って言ってくれましたし、母は方々で、そのことを言いふらしてネタにしている」と話していた。
