タッキー、中国に現る!拡散動画で手を振る姿 平野紫耀Number_iら売り込み

裏方として手腕を発揮するタッキー

TOBE代表の滝沢秀明氏(42)が精力的に動いている。平野紫耀らのNumber_iをアメリカの野外音楽フェスに送り込んだ後、中国にあるWeibo(中国版SNS)の運営会社を訪れたのだ。TOBEの設立から1年あまり――所属タレント、グループの海外進出を本格化させるとみられる。

滝沢氏は23日、自身のWeiboを更新し、中国にあるWeiboの運営会社を訪れたことを中国語で報告した。スラリとしたブラックスーツ姿の人物が同社のカウンターに左手をかけた写真も添付。これは滝沢氏だとみられ、ファンは歓喜した。

TOBE所属の7人組アイドルグループ「IMP.」は21日、中国・四川省で開催された中国最大級の音楽フェス「Chengdu Strawberry Music Festival」に出演し、滝沢氏も現地入りしていた。

TOBE勢の海外活動では、平野らのNumber_iが日本時間15日、アメリカで開催された世界最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」に出演したばかりだ。

滝沢氏は所属タレント、グループの海外進出を本格化させるとみられる。音楽関係者の話。

「タッキーは、海外ビジネスに精通する旧知の実業家から海外ビジネスを成功させるノウハウをレクチャーされているそうです。Number_i、IMP.と所属グループを立て続けに海外の音楽フェスに出演させることに成功し、手腕を発揮しています」

滝沢氏が自身の近影をSNSに投稿するのは珍しい。しかも、日本のファンが毎日チェックするX(旧ツイッター)ではなく、Weiboに投稿したのがポイントだ。

「中国ファンを大切にしているというメッセージだといわれます」(前出関係者)

滝沢氏は2018年いっぱいでタレントを引退。旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)の役員を歴任し、22年秋に退社した。昨年3月にTOBEを設立し、平野ら〝辞めジャニ〟を続々と受け入れている。自身は基本的に表に出ず、メディアに近影を撮られていない。

NHK関係者は「滝沢氏は旧ジャニーズの裏方となった時、『NHK紅白歌合戦』に出演する所属タレントのリハーサルを視察に来たことがあっったんです。会場全体が暗転してから入ったので、NHKスタッフにほとんど気づかれず、そのまま去っていきました。徹底して裏方に専念していた印象です」と話す。

芸能プロ関係者は「TOBEのタレントが配信するユーチューブ動画で、滝沢氏の声が入ることがありますが、カメラの前に姿を見せることはありません」と補足する。

裏方に徹する中、Weiboで自身の近影をわざわざ投稿したわけだ。

同関係者は「昔から中国国内でも滝沢氏は人気です」と説明する。24日現在で中国版SNSのREDには、ファンが空港で撮影したとみられる滝沢氏やIMP.メンバーの写真や動画が投稿され、拡散している。フェス会場で撮影された動画には、サングラスをかけた滝沢氏がファンから「タッキー!」と声をかけられ、笑顔で手を振る様子が収められている。

タッキー社長が率いるTOBEの快進撃は続きそうだ。

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