24日(水)の天気 雨域が東へ広がり全国的に傘の出番 雨・風が強まる所も 関東は昼間も上着必須

 きょう24日(水)は、全国的に雨の降る所が多く、西日本・東日本の太平洋側や北日本では、雨や風が強まる時間帯もある見込み。落雷や突風などに注意が必要となる。雨の降る時間が長い地域を中心に、日中も気温が上がらず、関東周辺では、最高気温が3月下旬から4月上旬並みとなりそうだ。

雨の中心は東・北日本へ 西日本も再び傘の出番あり

 午前5時現在、関東から西日本・沖縄で広く雨が降っていて、太平洋側を中心に、局地的に発達した雨雲がかかっている。日中は、雨の中心は東日本へ移るが、西日本では、一度、雨が止んでも、再び、雨の降る所がありそうだ。太平洋側を中心に、雨や風の強まる所もあるため、落雷や突風などに注意が必要となる。
 夕方から夜にかけては、北日本で雨や風が強まり、雨量が多くなる所もある見込み。

雨で気温が上がらず 関東は3月下旬~4月上旬並み

 最高気温は、きのう23日(火)に比べて同じか、高くなる所も多いが、雨の降る時間が長く、海からの東寄りの風が入る東日本の太平洋側では、きのうよりも低く、20℃以下となりそうだ。
 特に、東京など関東周辺では、朝から気温がほぼ横ばいで、3月下旬から4月上旬ごろの気温、雨や風も影響し、昼間も上着必須の肌寒さとなる見込み。

あす(木)は広く天気回復へ 関東は気温急上昇

 あす25日(木)は、北日本や沖縄で朝のうちを中心に雨の残る所があるが、西日本や東日本は天気が回復し、晴れ間が広がる見込み。関東から西の太平洋側では、最高気温が25℃以上の夏日となる所が多くなりそうだ。特に、関東周辺で気温が急上昇し、東京の最高気温は6月中旬並みの26℃まで上がる見込み。急な気温の変化は体調を崩しやすいので、注意が必要となる。

(気象予報士・海老原美代子)

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