6月14日に開幕するEURO2024の登録メンバーが26人になりそうだ。4月23日に英放送局『BBC』が、「今週後半に行なわれる実行委員会で、登録メンバー26人が承認される予定だ」と報じた。
21年に行なわれたEURO2020や、22年11月から12月にかけて開催されたワールドカップ・カタール大会は、新型コロナウイルス感染症対策として、登録メンバーを従来の23人から26人に枠を例外的に広げて行なわれた。
EURO2024では、各国協会の財政負担などを理由に23人に戻す案が検討されていたが、結局、26人体制が維持されるようだ。「多くの代表監督が23人体制に批判的だった。選手の健康維持などを目的に、監督会議で提案された26人体制の維持が幅広い支持を受けた」と、現場の声が大きな理由だという。
「オランダ代表のロナルド・クーマン監督は、26人から23人に戻すUEFAの提案を、“ばかげている”と話し、イタリア代表のルチャーノ・スパレッティ監督も26人案を支持。一時は23人の編成を支持していたイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督だったが、プレミアリーグで負傷者が続出したことを受けて、考えを変えた」
『BBC』によると、EURO2024のメンバー登録の締め切りは6月7日となっている。
構成●THE DIGEST編集部