冬季閉鎖中の国道292号を歩く「第20回志賀草津高原ルート・雪の回廊ウオーキング」が23日、群馬県草津町と長野県山ノ内町の2カ所を出発点に行われた。全国から集まった98人が巨大な雪の白い壁を見上げながら＝写真、車が行き交う前の道路を進んだ。同ルートは24日午前10時に開通する。
群馬県側からスタートしたコースは、山田峠（草津町）から陽坂ゲート（長野県山ノ内町）を目指す約8キロの道のり。壁の高さが4.5メートルに達する場所もあり、参加者は歓声を上げたり、壁に手を触れたりした。初めて参加した小田久子さん（66）＝茨城県つくば市＝は「雪の回廊を歩くのは気持ちが良かった。来て良かった」と話した。
イベントは草津町・山ノ内町広域宣伝協議会が主催した。
