「リトリートの拠点に」 リゾート施設(群馬・桐生市)の核「サウナエリア」がオープン ホットランドグループ会社

開業を祝いテープカットする佐瀬社長(左)と桐生市の荒木恵司市長

 群馬桐生市で創業し、たこ焼き専門店「築地銀だこ」を展開するホットランド(東京都中央区、佐瀬守男社長)のグループ会社が23日、同市黒保根町に森と水をテーマにしたリゾート施設「サウナの森水沼ヴィレッジ」の核となる「サウナエリア」を開業した。記念式典が同所で開かれ、参加した関係者らが完成を祝った。

 敷地面積は全体で9万9200平方メートル。宿泊施設のプライベートサウナを備えたログハウスや、グランピングテントを設置した。日帰り客やグランピングテント宿泊者に向けたサウナ施設を用意。そば店も開設した。

 第1期工事では、バーベキュー施設とカフェを整備し、昨年9月に開業。今後はログハウス型の宿泊棟やドッグランの開設も予定している。佐瀬社長は「(観光客が長期滞在で心身を癒やす)リトリートの拠点として、群馬県でさまざまな体験をしてもらえるような場所を目指している。多くの県民に来てもらいたい」と話した。

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