韓国で中国製ロボット掃除機が人気「高くても十分な性能で満足」=韓国ネット「これは認める」

23日、韓国・マネートゥデイは「韓国の流通業界で最近、中国製ロボット掃除機が勢いを増している」と伝えた。資料写真。

2024年4月23日、韓国・マネートゥデイは「韓国の流通業界で最近、中国製ロボット掃除機が勢いを増している」とし、「1台180万ウォン(約20万円)を超える高価格だが、十分な性能に満足した30~40代の消費者が主に購入している」と伝えた。

記事によると、最近の韓国の流通チャンネルの家電商品販売額1位はほぼロボット掃除機となっている。販売シェア1位はロボロックで、その他にも上位のほとんどをエコバックスやドリーミーなど中国メーカーが占めているという。

高物価の影響によりテレビなどの高価家電製品の需要が萎縮しているが、ロボット掃除機の需要はむしろ増加の勢いをみせている。業界関係者は「人工知能(AI)技術がすぐに商用化される代表的な商品がロボット掃除機で、人気製品はほとんど中国メーカーのもの」とし、「30~40代の消費者は、インフルエンサーやYouTubeなどの情報で性能を確認するため、中国製に拒否感を抱かない」と説明した。

韓国のロボット掃除機市場が予想より急速に成長していることを受け、サムスンやLGなどの韓国メーカーも対応に乗り出している。既存製品のAI性能を補完し、水拭き抗菌・スチーム洗浄機能などを追加した新製品を相次いで発売しているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ロボロックは認める。技術力が高くて大満足」「勘違いしている人が多いけど、中国の技術力はとっくの昔に韓国を超えている」「ロボット掃除機はロボロック製品が性能的に最も優れているのは事実。韓国企業は中国を甘く見てはいけない。1位の座を奪いとるためにもっと努力するべきだ」「韓国の中小企業の製品を使っている。安いし、それなりに満足している。韓国産が中国産より安いと言う日が来るとはね…」「ロボロックが良いのは分かるけど、やっぱり中国産には抵抗感がある」など、さまざまな声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

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