「もっと積極的にいかないと」関根大輝が感じた韓国戦の敗因は? 自身のコンディションは...「完全復活です」【U-23アジア杯】

カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は、U-23韓国代表戦の翌日、4月23日にトレーニングを実施。練習後に関根大輝が取材に応じた。

初戦の中国戦、続くUAE戦と2試合連続で先発フル出場した関根。疲労を考慮してか、0-1で敗れた3戦目の韓国戦はベンチで、最後まで出場はなかった。

韓国戦はボールを握る展開のなかで、前半は相手の守備ブロックをなかなか崩しきれず。1点が遠い時間が続き、75分にセットプレーから失点。後半は多くのチャンスを作ったが、最後まで追いつくことはできなかった。関根はベンチから見ていた韓国戦の印象を次のように語る。

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「前半の戦い方はどうだったのかというのは思います。もっと積極的にいかないといけないのは外から見ても感じましたし、すごくスローペースな試合になっていた感じもあった。

やっぱり僕たちのサッカーはもっと前からプレッシングをかけて、どんどんはめていくサッカー。逆に後半のような戦いを前半からできていれば、もっとチャンスも作れたと思います。もっと積極的な戦い方ができないといけないなとは思います」

次戦、準々決勝の相手は開催国のカタール。21歳のサイドバックは「相手は開催国というのもあって、勢いはもちろんあると思う。それに飲まれた時点で試合は終わってしまうと思うので、そういう勢いの部分で、自分たちがまず前からどんどん仕掛けていって、優位に試合を進められればいいかなと思います」と意気込んだ。

韓国戦前のチームのアップ時には、あまりボールに触らず、ほかの選手のサポート役にまわっていたため、コンディション面が心配された関根だが「2戦目まで出て多少疲れていたので、うまく休めて、でももう今日も動いてみて完全に疲労は抜けていましたし、動き自体も結構いいので、もう完全復活です」と力強いコメントを残した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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