【4月26日オープン】生まれ変わった神戸ポートタワーに行ってきました

神戸のランドマーク「ポートタワー」が2年7カ月ぶりに復活

2021年9月から耐震補強工事などで休業していた「神戸ポートタワー」が、ついに4月26日(金)、リニューアルオープンします。「地域で愛され、世界に認知される神戸のランドマーク」をテーマに、よりパワーアップ! オープンに先駆けて行われた内覧会に行ってきました。

出典:リビング兵庫Web

地上100mの屋上デッキから神戸をぐるりと一望

リニューアルの目玉の一つが、2023年11月に60周年を迎えた神戸ポートタワー史上初めて新設される屋上のオープンエアデッキ「Brilliance Tiara(ブリリアンスティアラ)」です。展望フロア5階から階段で上がると、高さ100mの空中回廊が! 神戸港や市街地を360度見渡せ、海風が気持ちいい~。ガラス張りなので、子どもも視線を遮られません。

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▲屋上デッキから見たハーバーランド方面。屋上デッキは午後11時までなので、夜景にも期待大!

展望フロアは“映えポイント”がいっぱい

神戸ポートタワーは、展望フロア5階、低層フロア4階から構成されています。今回は、上階から順に紹介。展望5階の室内展望フロア「スマイルパーク」では、フォトブースや撮影小物を用意。映えポイントがいっぱいで、シャッターを押す手が止まりません。

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▲吹き出し風の撮影小物もスタンバイ。家族や友だちと盛り上がれそう

続いて展望4階の「ブリリアンスミュージアム」へ。光をテーマにした作品を展示するフロアで、ネオン風のアートや、体の動きに連動して変化するインタラクティブアートが楽しめます。

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▲館内は撮影OKなのもうれしいポイント

展望3階は、全国でも珍しい回転床のカフェ&バー「レディーゴーラウンド」。約30分で1周し、座ったまま神戸の街を360度眺めながら軽食が楽しめます。※飲食席利用1時間、予約方法など詳細はWebで。

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▲ポートタワーがモチーフのイスにも注目

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▲左から、「神戸ポートタワーバーガー」、「真っ赤なベリーの神戸ポートタワーパンケーキ」、「メゾンムラタさんの赤いパンのフレンチトーストタワー」単品各1200円(提供時間は店舗に確認を)

このほか、展望2階は、フェリシモによる神戸ポートタワーの公式オリジナルグッズショップ、展望1階は、若手アーティストの作品を展示する「ギャラリー360」と、見どころが満載です。

入場無料の低層フロアにもテラスが新設

低層フロアは入場無料なので、いつでも気軽に行けるのが魅力。低層3階・4階のカフェ・レストラン&バー「PORT TERRACE(ポートテラス)」は、“神戸らしさ”にこだわったスポットです。低層4階には、オープンエアのテラスが新設され、メリケンパークやみなと神戸の景色とともに開放的な気分で過ごせます。

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▲4階のカフェ&バー。夜景の時間帯もおすすめ

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▲テラスを新設したことで、下から鉄骨を見られるようになったそう

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▲スイーツのおすすめは、兵庫県産フルーツや、加古川で育てられた「日本一こだわり卵」を使った「プリンアラモード」1540円

3階のレストラン&カフェは、屋外の眺めとともにゆったり過ごせる空間。料理は「レトロ洋食」をテーマに、「北野クラブ ソラ」の料理長がプロデュースした、ハンバーグやエビフライ、カツレツなどの洋食メニューがいただけます。神戸ポークや但馬牛、淡路鶏など、地元生産者から届く素材を生かした本格的な料理の数々がそろいます。

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▲タワーの曲線を生かしたレイアウトに、ミッドセンチュリーデザインのインテリアを配置

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▲神戸ポートタワーをモチーフにしたオリジナルスタンドがかわいい「神戸ポートタワー アフタヌーンティー」4400円(2人から、前日までに要予約)

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▲「神戸ポートタワー プリフィックスコース」4400円。メインは6種から選べ、写真は神戸ポークグリル ハーブバター添え(前日までに要予約)

「ビームス ジャパン」が兵庫初登場

低層2階の物販フロアには、「ビームス ジャパン 神戸」が兵庫初出店。「神戸風月堂」や、「須磨張子」など、兵庫の工芸品や名産品を手掛ける神戸の事業者とコラボしたアイテムをはじめ、神戸限定商品がずらり。

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▲「神戸風月堂」の「ゴーフル」缶がちょうど入る別注ゴーフルバッグ各4950円。ゴーフルの3種のクリームをイメージしたカラー展開

同フロアには、創業53年、神戸・長田でハンドメイドで仕上げる「神戸ザック IMOCK(イモック)」など、地場産品をセレクトした「熾(イコリ)」も。店舗内のポップアップショップ「BOTTL-O(ボトロー)」では、灘五郷の18蔵元の日本酒をその場で味わえるスペースもありますよ。

リニューアルを記念して、神戸ウォーターフロントの夜のにぎわいづくりとして、神戸海洋博物館やメリケンパーク内のライトアップと一体した光と音の演出も行われます(7月ごろまで)。「そういえば学校の遠足以来、行っていない」という神戸っ子も多いはず。生まれ変わった神戸ポートタワーにより、神戸での楽しみ方が広がる予感です。

神戸ポートタワー

■住所:神戸市中央区波止場町5-5

■営業時間:午前9時~午後11時(入場は30分前まで、一部フロア異なる)

※屋上デッキ、展望フロアは日時指定の有料チケットが必要。詳細はWebで。

https://www.kobe-port-tower.com/

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