『ROCK YOU!ロック・ユー!』続編、ネットフリックスのアルゴリズムにより実現せず!?

『ROCK YOU!ロック・ユー!』続編がネットフリックスのアルゴリズムにより実現しなかったことを監督のブライアン・ヘルゲランドが明かした。ヘルゲランド監督は、ヒース・レジャー、ポール・ベタニー、アラン・テュディックが出演した中世を舞台にした2001年公開の同コメディ作の続編を熱望したものの、アルゴリズムにダメ出しされてしまったという。

同監督はインヴァース誌に、こう話している。「ソニーに売り込んだんです。その権利を持っていましたから。そして彼らはネットフリックスと作ることに関心があったようです。ネットフリックス映画として公開することにね」「私の理解では、ネットフリックスは続編のアイデアを彼らのアルゴリズムで試してみました。成功しないって出たんですよ」「『ROCK YOU!ロック・ユー!』は年々人気が高まっているように見えます。奇妙なことですよね」

ヘルゲランドと製作陣は、20年近く前にオリジナル作品の製作を終えた時にすでに続編を構築していたそうで、「『ROCK YOU!ロック・ユー!』を完成させた時、私たちはすでに続編を海賊映画にすることを考えていました」「プロットは、アダマー伯爵(ルーファス・シーウェル)がジョスリン(シャニン・ソサモン)を誘拐してコンスタンチノープルに連れていくことを中心に展開します」「彼らは、船が海賊に占領された後、ガレー船の奴隷となります。その船には、背中に宝の地図の入れ墨がある囚人がいるんですが、言うことをきかず何度も鞭に打たれてしまうんです」「男たちは、その地図が消えないように、彼の代わりに鞭打たれることを交代で申し出ます。ソニーはそれを望んでいなかったんですよ」

ネットフリックスは、2008年にヒースが死去した後、ポールやアランと共に同監督がストーリーを変更して話をもちかけてきたものを断ったという。

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