陸自石垣駐屯地で初の公道訓練 隊員30人が出発 「行軍 戦争の道」と書かれたプラカードで抗議する人も【動画あり】

 沖縄県石垣市平得大俣の陸上自衛隊石垣駐屯地で24日、駐屯地開設以降初めて公道での徒歩行進訓練が始まった。災害時の物資輸送を想定した訓練と説明している。

陸上自衛隊石垣駐屯地を出発する隊員ら=24日午前6時、沖縄県石垣市平得大俣の陸上自衛隊石垣駐屯地の正門前

 午前6時、小雨が降る中、隊員30人が同駐屯地を出発。同市中央運動公園屋内練習場までの往復約16キロを行進する。

 駐屯地に駆けつけ、「行軍 戦争の道」と書かれたプラカードを持って抗議する人や、「駐屯地に帰れ」と大声で抗議する人もいた。

陸上自衛隊石垣駐屯地を出発し、県道87号を行進する隊員ら=24日午前6時15分、沖縄県石垣市平得

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