高田静(白河出身)「速さで勝つ」 3人制バスケ、五輪予選へ闘志

3人制バスケの女子日本代表候補の強化合宿で、軽快な動きを見せる高田静=味の素ナショナルトレーニングセンター

 バスケットボール3人制のパリ五輪予選(5月3~5日・宇都宮市)に向けた日本代表候補強化合宿が23日、東京都の味の素ナショナルトレーニングセンターで、報道陣に公開された。女子のガード高田静(ENEOS、福島県白河市出身)は「宇都宮で日本らしい、小さくても速さで勝っていく面白いバスケットを見せたい」と闘志を燃やした。

 大会は開催国の日本を含む男女各8チームで争われ、最上位の国・地域が五輪出場権を獲得できる。女子代表は候補選手に11人が選ばれており、この中から6人を選抜し、大一番に臨む。

 高田は長谷川誠ヘッドコーチ(HC)の指導を受けながら、軽快な動きで状態の良さをアピール。5人制は男女ともに出場が決まり、競技人気が高まっていることから「3人制も出場権を獲得することで、見ている人に感動を与えられると思う。日本で勝って、五輪を決めたい」と意気込んだ。

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