東京ディズニーの新ホテル、1泊34万円超の豪華客室も[新聞ウォッチ]

東京ディズニーシー8番目の新テーマポートとなる「ファンタジースプリングス」の竣工式(4月17日)

今週末から始まる大型連休を前に旅行などを計画している人も多いが、1ドル=154円台という異次元の超円安が続くご時世では、憧れのハワイなどの海外旅行は高嶺の花のようだ。

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一方で、円安のメリットを受けているのは訪日外国人のようだが、千葉県浦安市にある東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドでは、東京ディズニーシーの新エリア内に6月に開業する高級リゾートホテルには1泊1室34万円(税込み)を超える豪華な客室も用意しているそうだ。

きょうの読売などが報じているが、6月6日から開業する予定の宿泊施設は「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で、東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」に併設。延べ床面積が約6万4000平方メートル、客室数は計475室。新エリア「ファンタジースプリングス」をモチーフとした「ファンタジーシャトー」(419室)と、豪華な内装を施した「グランドシャトー」(56室)と、価格帯の異なる2つの棟で構成。デラックスタイプは1室6万6000円から、最高級のラグジュアリータイプは34万1000円からだという。

そのラグジュアリータイプは室内の広さが70平方メートル以上あり、リビングと寝室が分かれた豪華な設計で大人4人と12歳以下の子ども2人の最大6人で宿泊ができる客室も用意。テラスからは新エリアがゆったりと見渡せるそうだ。

きょうの日経にも「ホテル事業はテーマパークとの相乗効果で好調」などと取り上げている。それによると、売上高は2024年3月期に前の期比18%増の869億円と過去最高を見込み、営業利益率も3割と高く「ホテル大手としての顔も持つ」とも伝えている。そのタイトルも「東京ディズニー、実はホテル大手、ほぼ満室、営業利益率3割、夢の国と相乗効果」としているが、実質賃金が22か月も連続マイナスの一般庶民にとっては、ハワイなどの海外旅行同様に「夢のまた夢」に終わってしまいそうだ。

2024年4月24日付

●新型車開発、近く再開へ、ダイハツ・井上社長 (読売・8面)

●ディズニーシー新ホテル、豪華客室1泊34万円も、訪日客想定(読売・8面)

●保険契約見返りに「新車買って」損保業界の慣行「本業支援」スーツ・宿泊代、是正道半ば、日産「今後は求めない」(朝日・6面)

●世界の新車、EV・PHEV伸長、今年IEA予想、5台に1台以上 (朝日・6面)

●ホンダEV工場カナダに新設へ (毎日・6面)

●パナ電動自転車発火恐れリコール(毎日・21面)

●ニデック最終益2.8倍、EV用駆動装置は収益低迷、3月期決算 (産経・10面)

●近距離の車移動、高齢者の6割が「面倒」ウィル調査、停車の手間指摘 (日経・17面)

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