双葉町商工会、5月7日帰還 26年度にも新会館整備へ

 双葉町商工会は5月7日、避難先のいわき市に置いている事務所機能を双葉町に移転、帰還させる。双葉町産業交流センターの一室に双葉事務所を開き、東日本大震災から約14年ぶりに町内に事務所を構える。いわき事務所は今月26日に閉鎖する。

 町商工会は現在、町内で新しい商工会館の建設に向け、検討委員会を中心に議論を進めている。早ければ2026年度にも新しい会館を整備、開館させる方針だ。センター内の双葉事務所は、新会館整備までの仮事務所の位置付けで、町内外の会員の事業支援を続ける。

 町商工会は震災前まで、双葉町コミュニティーセンター(ステーションプラザふたば)内にあった。震災後は二本松市に避難した後、14年7月からいわき市に事務所を置いている。

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