「夫を刺してしまった」20歳の専門学校生の女が30代の夫を…自ら通報「暴力を振るわれることを恐れて」という趣旨の供述 夫は肩に刺し傷で命に別状なし

傷害容疑で20歳の女を逮捕した札幌中央警察署

23日夜、札幌市中央区で、20歳の専門学校生の女が、自宅で30代の夫の肩を包丁で刺してけがをさせたとして逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区北6条西16丁目に住む20歳の専門学校生の女です。

女は、23日午後8時ごろ、自宅の部屋で同居する30代の夫の肩を包丁で刺し、けがをさせた疑いが持たれています。

夫は、肩に刺し傷を負いましたが、病院で手当てを受けて、命に別状はないということです。

警察によりますと、事件の後、女が自ら「夫を刺してしまった」と消防に通報し、消防から連絡を受けた警察が現場に駆けつけて、女をその場で逮捕しました。

取り調べに対し、20歳の専門学校生の女は「旦那と喧嘩になって包丁を持ち出して振った際に、旦那に刺さりました」と話し、容疑を認めているということです。

この夫婦をめぐる相談歴やトラブルはないということですが、女は「暴力を振るわれることを恐れて包丁を持った」という趣旨の話もしていて、警察は詳しい状況を調べています。

© 北海道放送株式会社