交流サイト(SNS)を通じて計約310万円をだましとられたと、兵庫県赤穂市の会社員男性(56)が23日、県警赤穂署に届け出た。同署が詐欺容疑で調べている。
同署によると、1月19日、SNSで知り合った女性を名乗る人物から宿泊施設の口コミの書き込みをするアルバイトを持ちかけられた。宿泊代を送金し口コミを書けば報酬が得られるといい、31日から2月15日にかけ十数回にわたり計約310万円を指定された口座に振り込んだという。
男性は資金が底をつき、「やめたい」と伝えたところ、「違約金が生じる」とされ、弁護士に相談。赤穂署に被害を届け出た。