こだまスイカ 甘みも爽やか 筑西、桜川で最盛期 茨城

収穫後、丁寧に箱詰めされる「こだまスイカ」=桜川市真壁町東矢貝

茨城県の筑西、桜川両市の特産品「こだまスイカ」の出荷が最盛期を迎えている。桜川市真壁町東矢貝の白田裕一さん(42)方は取れたてのスイカが床一面に並び、箱詰め作業に追われた。

収穫して丁寧に磨き、ピーク時は1日1000玉出荷する。こだまスイカはシャリッとした食感と皮の際まで甘いのが持ち味。箱詰めした品種「スウィートキッズ」は、真っ赤な果肉と爽やかな甘さに定評があるという。

北つくば東部営農センターの担当者によると、今年は天候の影響で、2~3月の交配のタイミングなどに苦心した。質も味も良く仕上がり、白田さんは「心を込めて育てた。甘みも十分。ぜひ食べてほしい」と話した。

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