佐伯市の鶴見海望パーク、25日にリニューアルオープン 佐伯湾を見渡す絶景と豪華な海鮮料理【大分県】

「一日中ゆったり過ごせる場所をつくるので、ぜひ訪れて」と呼びかける三好辰子代表=佐伯市鶴見有明浦の鶴見海望パーク
佐伯湾を見渡す絶景と海鮮料理が自慢の鶴見海望パーク

 【佐伯】佐伯市鶴見有明浦の展望レストラン「鶴見海望パーク」が25日、リニューアルオープンする。佐伯湾を見渡す絶景はそのままの一方、豪華な海鮮料理が自慢の運営会社に代わりメニューを一新した。関係者は「鶴見の魅力をどんどん広めたい」と意気込んでいる。

 同施設は旧鶴見町が建設。市の指定管理者がレストランを営業していたが、従業員の高齢化などを理由に昨年3月に閉店した。

 新たな管理者となった三好コーポレーション(三好辰子代表)は、鶴見地松浦で「海鮮の宿まつ浦」を経営。新鮮な地魚をふんだんに使った料理が評判で、県内外から観光客、宿泊客が訪れる。

 同パークの食事もまつ浦の料理人が手がけ、鶴見の海で取れた新鮮な魚を中心に提供する。2階のレストランは海側全面が窓になっているデザインを残し、座敷120席を椅子80席に変更。キッズスペースも設けた。1階にはテラス付きのカフェを新設し、ゆったりと風景を楽しめる空間づくりに力を入れている。

 レストランの営業は午前11時~午後2時と、午後5~9時の2部制。カフェは午前11時から午後5時まで。月曜定休。

 今月中旬に記念式典があり、約30人が佐伯産養殖マグロの刺し身やカキなどを味わった。

 三好代表(65)は「新鮮な海産物と素晴らしいロケーションに自信がある。一日中ゆったりと過ごせる場所にするので、楽しみに来てほしい」と話した。

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