カズレーザー 顔の“たるみ”を引き起こす『シャワーの浴び方』に注意…専門家が“たるみ”のメカニズムを解説

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が23日に放送された。今回は『顔の魅力を上げる方法』をテーマに、『顔のたるみの原因は SMAS!?芸能人の顔一斉調査』という講義で、専門家が顔のたるみやほうれい線にかかわる『SMAS』について解説を行った。

そもそも『SMAS』とは、顔の中にぶら下がっている表情筋や脂肪が入った袋のようなもののことで、これが頭頂部にある帽状腱膜につながっており頭頂部でつっているような形になっているという。頭頂部のほか目の下や頬周りなどとも接着の強い『SMAS』だが、一方で年齢とともに肌との接着が弱くなりやすいため、結合の強い部分とそうでない部分の差が大きくなり、結果的に皮膚が垂れ下がってしまうそうだ。

番組では、出演者の肌の状態を測定。データをもとにそれぞれの顔まわりの状態や、今後気をつけたいフェイスラインのトラブルについて、専門家が解説を行った。それらの結果から、顔のたるみには表情筋の筋力低下や、食いしばりによる血流の悪化などが影響を与えていることが明かされたほか、顔まわりの脂肪の量や、太陽光を浴びることによるダメージによってもたるみが生じることが紹介された。

さらに専門家は、シャワーの浴び方に対しても注意を促し、下を向いてシャワーを浴びることもたるみの原因になるとした。シャンプーをする際に下をむくとあごの体積が増加したという検証も行われた。上向きのシャンプーで両サイドから髪をかき集めるように洗うと、『SMAS』が引き上げられると同時に側頭部の静脈を刺激。血流がよくなり、肌のリフトアップ効果が期待できるそうだ。

一度のシャワーでも顔のたるみは引き起こされるという解説に、スタジオでは驚きの声があがり、カズレーザーは下を向かないようにするために「家でもテレビの位置をラーメン店くらい上につければ」とコメント。共演者からは「シャワーだったり姿勢だったり、些細なことで変わってくるんだったら、意識していきたい」といった声もあがった。

専門家は『SMAS』を引き上げる方法として、手のひらを頬に、指先を髪の生え際に当て軽く押し当てながら上に持ち上げつつ、反対の手で後頭部を押さえ帽状腱膜の繊維の方向へ引き上げる動きを5秒間続けることをすすめ、この動きによって肌のたるみを予防できるとした。

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