アウディQ8の一充電走行距離が118km伸びるオプションパッケージ「レンジプラスパッケージ」36万円を新発売

アウディ ジャパンは2024年4月18日、アウディのフルサイズEVクーペSUV「Q8 Sportback e-tron クワトロ」の一充電走行距離が118km延びて619km(WLTCモード)となるオプションパッケージ「レンジプラスパッケージ」を新発売した。

Q8 e-tronに新設したレンジ プラス パッケージは、ベースモデルの一充電航続距離501kmより118 km長い、史上最長の一充電走行距離を実現している。

Q8 Sportback 55 e-tron クワトロ S lineには、カメラ式バーチャル・エクステリアミラーやエアロホイール、転がり抵抗の少ないタイヤを採用し、それぞれ空気抵抗、路面摩擦抵抗を低減することで、効率を最適化している。これにより、一充電走行距離が619km(WLTCモード)となった。

他にも、従来のバッテリー製造工程で生まれる電極材の隙間をスタッキング方式と呼ばれる、折り重ねるように配置する方法に変更することで隙間を極力なくし、先代モデルよりバッテリー寸法やモジュール数を変更することなくエネルギー密度が向上しバッテリー容量が増大している。また、セル内の化学物質の配合も変更し、さらなるエネルギー密度の向上を図っている。そしてモーターもエネルギー回生効率を上げているため、航続距離を延ばすことができているわけだ。

小型カメラシステムを採用したバーチャル・エクステリアミラーは、従来のミラーに比べて空気抵抗と風切り音を低減するとともに、車内のOLEDタッチディスプレイに、後方の様子を映し出し、雨や雪などの悪天候時や夕暮れ時にも、周囲を鮮明な映像で確認できる。視界の位置や角度は近接センサー付きタッチディスプレイに触れることで調整可能で、駐車時、右左折時、高速走行時など、様々なシーンで高い視認性を実現している。

一方、風の流れを最適化するフラットな形状のアルミホイール(5アームエアロデザイン グラファイトグレー)8.5J×19とそれに組み合わされる、転がり抵抗の少ない255/55R19タイヤにより、それぞれ走行時の摩擦抵抗を低減して、効率を最適化。一充電距離の伸長を実現。

なお、Q8シリーズでもレンジプラスパッケージを選択できるのはQ8 Sportback 55 e-tron クワトロ S lineグレードのみで、このパッケージを選択した場合は他のオプション/パッケージは選択できない。

べースモデル価格

レンジプラスパッケージ:36万円(税込み)

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