大学通信は、2024年度入試における大学合格者の高校別ランキングを特集している。「北海道大学」合格者の高校別ランキングは、3位に札幌西、4位に札幌東、5位に札幌旭丘と旭川東がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。
ランキングは、国公私立大学の2024年度入試の合格者数を高校別に調査したもの（国公立は最終更新4月2日、次回更新7月末ごろ予定）。私立大は原則として、学校推薦型選抜・総合型選抜を除く一般選抜の当該方式におけるデータを掲載。国公立大は、合格実績のある学校への大学通信とサンデー毎日、週刊朝日の合同調査による人数を集計。未回答・非公表の高校は掲載しておらず、高校別合格者数を公表している大学は、大学発表の人数を使用している。なお、大学通信の掲載ランキングでは順位づけされていないが、リセマムでは合格者数に基づき順位づけした形で紹介する。
4月2日更新の最新データに基づく、北海道大学の2024年度高校別合格者数ランキングは、3位「札幌西（北海道）」70人、4位「札幌東（北海道）」59人、5位「札幌旭丘（北海道）」と「旭川東（北海道）」各33人、7位「札幌第一（北海道）」25人、8位「札幌光星（北海道）」24人、9位「小樽潮陵（北海道）」22人、10位「芝（東京）」21人。
10位の「芝（東京）」を除く、上位校はすべて北海道所在の高校が独占。1位となった公立高校は、唯一3桁の合格者を輩出し、2位以下に大きく差をつけた。
一方、大学通信が発表している50年前（1974年）のランキングをみると、「札幌西（北海道）」は変わらず3位だが、合格者数は107人と3桁を達成していた。トップ10のうち、私立高校は当時、函館ラ・サール1校のみ。2024年は私立3校がトップ10入りしたものの、公立高校の強さは今も健在のようだ。
北海道大学の2024年度入試は、総合型等選抜を含む合格者数が2,674人（志願者数9,871人）で倍率は3.7倍だった。ランキング1位・2位の高校をはじめ、ランキングの詳細は大学通信のWebサイトで確認できる。
今後公開予定の「2024年 大学合格者 高校別ランキング」
／／北海道大学／東北大学
名古屋大学／大阪大学／九州大学／東京工業大学
川端珠紀
