あまり興味のないものについて、うろ覚えで言い間違いをしてしまうこともありますよね。X（ツイッター）では、思わず耳を疑うような言い間違いが、13万件もの“いいね”を集める大反響に。いったい、どんな発言が飛び出したのでしょうか。投稿者のちちかわ（@emi_haha）さんに、詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
家族の団らんで飛び出した夫の衝撃発言
「夫は昔からカタカナ語を覚えるのが苦手なんだけど、先日いきなり『今週末は天気も良さそうだし、早起きしてマリファナでも見に行くか～!!!』と言い出し、『なんて??』と聞き返した結果がこちら」
そんなコメントとともに投稿された写真には、雲ひとつない青空のもと、その空に負けないほど美しい青い花が咲き誇っています。写っているのは違法薬物などではなく、茨城県にある国営ひたち海浜公園みはらしの丘に広がるネモフィラの花畑です。
思わず聞き返すほどの衝撃発言が飛び出したのは、一家で夕食を食べながらの家族団らんのひと時。週末の予定や天気の話題から「今週末は行楽日和だね」と盛り上がり、この花畑に出かける話になった際のことでした。
ちちかわさんによると、夫のカタカナ語の勘違いは花だけでなく、ブランド名や芸能人の名前など興味が薄いジャンル全般で起きるそう。間違いを指摘しても、「まったく気にしてないととぼけた様子」だと笑います。
「お花好きにはキマる光景」 リプライでは言い間違いネタが大盛り上がり
ちちかわさんの夫が「マリファナ」と言い間違ったのは、ムラサキ科ネモフィラ属に分類される植物「ネモフィラ」。和名は瑠璃唐草で、満開を迎えたみはらしの丘は一面が青く染まり、空と海の青が溶け合う絶景になりました。
この投稿には大きな反響が集まり、13万件もの“いいね”が。リプライ（返信）には「どこのマフィアかと思いましたww」「まぁニュアンス的にわからんでもない」「マリファナ……確かにネモフィラと間違うなら、なんか共感してしまいそう」「素敵なドラッグ畑、お花好きにはキマる光景なのかもしれませんね」「まあ確かに一度見に行くと常習的に見たくなるけど」と、楽しむ人たちの声が寄せられています。
ほかにも「ダメだ、『マリファナ』でインプットされてしまった」「博多ラーメンのバリカタも韻が踏める」「モルヒネですね」「ネモフィラとモルフォを混同することはある」と、似た名称のものを挙げる声も殺到。「うちのばあさんは『ベランダーを買ってきて植える』とのたまったときあった」「うちのおばあちゃんは何度言ってもモルヒネって言ってます」と、同じような経験を披露する人もいました。
今回の反響は想定外だったそうで、「びっくりしました」というちちかわさん。「夫と同じか、さらにひどい記憶違いの方がけっこういることに笑いました。そうした反応を見ていると、確かに覚えにくいかも……と納得できた気がします」と、たくさんのコメントから夫の勘違いも普通に思えてきたようです。
日頃から仲が良くて、言い間違いから笑いが絶えない家庭が思い浮かぶ今回の投稿。青くきれいな花畑の風景に癒やされるとともに、楽しい気持ちになりますね。
