「明和の大津波」で石垣島や宮古島に多くの犠牲者 X年前 何があった? 沖縄の歴史4月24日版

 今からX年前の4月24日、沖縄ではこんな出来事がありました。過去のニュースを振り返ります。

▶ 重要無形文化財「琉球古典音楽」保持者(人間国宝)の島袋正雄さんが肺炎のため、うるま市内の病院で死去。95歳(2018年)

▶県が沖縄空手の将来像を示した「沖縄空手振興ビジョン」を公表。県や空手団体、経済界などが一体となり、「保存・継承」「普及・啓発」「振興・発展」の三つの基本理念を軸に20年後の「ありたい姿」「あるべき姿」を示す(18年)

▶米軍嘉手納基地でパラシュート降下訓練が11年5月以来6年ぶりに実施された。午前7時半過ぎから約2時間に計5回、米兵30人が約3千メートル上空から滑走路に相次いで降下(17年)

▶市町村別の平均寿命で、女性で最も長かったのは北中城村の89.3歳だったと厚労省が発表。05年市区町村別生命表で判明(08年)

▶ハワイ州議会の上下両院は、沖縄の基地返還に引き続き努力するよう米大統領と国防総省に求めた決議書を可決(1997年)

▶沖縄国際大学が開学。初代学長安里源秀氏(72年)

▶首里城正殿、国宝に指定(25年)

▶那覇市立実業高等女学校、那覇市立高等女学校と改称(24年)

▶琉球諸島にある石垣島の南南東沖を震源とする地震が起きた(旧暦3月10日)。大規模な津波が発生して石垣島や宮古島を襲い、多くの犠牲者が出た。「明和の大津波」と呼ばれる。地震の規模を示すマグニチュードは推定7.4(1771年)

 

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