歩いて自然景観体感 県内100キロ横断イベント 参加申し込み25日締め切り 境港―鳥取来月4、5日

昨年の100キロハイクで笑顔で歩く参加者ら(佐々木さん提供)

 鳥取県内を100キロ以上歩いて横断するイベント「鳥取100キロハイク」が5月4、5両日に開催される。境港市から鳥取市まで8市町村を経由し2日間歩き通す企画。徒歩でこそ見える魅力的な景色を体感してもらう。

 車移動が多い県民らに県内を歩いてその魅力を知ってもらおうと、老若男女問わず参加できる“歩きの祭典”として、山陰両県でまちづくりに関わる若者でつくる実行委員会が企画。初回の昨年は20~60代の10人が参加し、早朝から深夜まで歩き続けて8人がゴールした。

 今年は境港市の美保湾展望駐車場をスタートし、白砂青松の弓ケ浜サイクリングコースを通って米子市の皆生に至り、日吉津村から大山町へと日本海沿いを歩く。琴浦、北栄両町を通過して由良川沿いに南下し、倉吉市の白壁土蔵群を歩いて1日目は同市内で休憩。2日目は湯梨浜町の東郷池に向かって北上し、再び日本海沿いに出て鳥取市青谷町、気高町を経由して白兎海岸の景観を楽しみ、鳥取砂丘でゴールとなる。

 参加は無料。実行委メンバーの佐々木正志さんは「歩く速度でまるごと鳥取を楽しめるイベント。誰でも参加してほしい」と呼びかけた。

 ◇参加締め切りは25日。申し込みは専用フォーム(https://forms.gle/c6LJLBdgNjRPQpQ36)から。

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