サッカー=ラツィオ、イタリア杯準決勝で敗退 ユベントスに勝利も

[ローマ 23日 ロイター] - サッカーのイタリア杯は23日、準決勝第2戦の1試合を行い、鎌田大地の所属するラツィオはホームでユベントスを2─1で下したが、2戦合計3─2で敗退を喫した。

第1戦を0─2で落としていたラツィオは、バレンティン・カステジャノスが前半12分に先制点を挙げ、後半開始3分にもゴール。しかし、後半38分に途中出場のユベントスFWアルカディウシュ・ミリクにゴールを決められた。鎌田はベンチ外だった。

同大会最多14回優勝を誇るユベントスは、これで通算22回目の決勝進出。マッシミリアーノ・アレグリ監督は記者会見で「きょうは重要な試合だった。数字上は欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場をまだ決められていないので、敗退していれば精神的な打撃となっただろう」と話した。

ユベントスはセリエAで現在、33試合を終えて勝ち点64の3位。1試合消化の少ないCL圏外の5位ローマとは9ポイント差となっている。

ユベントスは5月15日のイタリア杯決勝で、アタランタ─フィオレンティナの勝者と対戦する。

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