岩手県警巡査部長がパワハラ 部下に暴言を複数回繰り返す

 岩手県警の60代の男性巡査部長が部下にパワハラ行為をしたとして、本部長注意を受けたことが23日、県警への取材で分かった。処分は3月12日付。

 県警監察課によると、巡査部長は昨年4月30日~9月10日、部下の男性職員に「ばかじゃねえか」「頭が悪いからだ」などと暴言を複数回、繰り返した。男性職員とその家族からの相談で発覚した。

 巡査部長は「付き合いが長く、かわいがっていたつもりで許されると思っていた」とし「不快な思いをさせて申し訳ない」と話したという。3月31日付で退職した。

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