ベアーズGMポールズ、ドラフト全体1位で誰を指名するかについて多くを語らず

シカゴ・ベアーズのライアン・ポールズGM【AP Photo/Kamil Krzaczynski, File】

現地25日(木)にはシカゴ・ベアーズが2024年NFLドラフトの口火を切り、おそらく全体1位で南カリフォルニア大学(USC)のクオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズを指名するだろう。

ウィリアムズの指名が何カ月も前から予想されているにもかかわらず、ベアーズのジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ポールズは23日のドラフト前記者会見で、言葉少なめに慎重な姿勢を見せた。

ポールズGMは記者団に対して次のように述べている。

「残念ながら、それは木曜日に皆さんが実際に見て、確認しなければならないことの1つだ。しかし、われわれのプロセスにはとても満足しており、現在の位置と今後の方向性に自信を持っている。われわれが何をするかはすでに分かっている。皆さんは木曜日の夜まで待たなければならない」

ウィリアムズはベアーズがハラスホールでの“トップ30”訪問に招いた唯一のクオーターバックであり、ウィリアムズにとってもそれがドラフト前の唯一の訪問だった。

ウィリアムズがチームを訪問した際、ベアーズはウィリアムズと会えるように一部の現役選手を同席させている。

ポールズGMはウィリアムズとの面会について、こう振り返った。

「われわれが得た多くの情報を確認する機会だったと思う。彼のフットボールに対する理解度を試す機会だった。コーチたちとの交流はとても良いものだった。そして、彼を選手たちとも会わせた。これはわれわれにとって重要なことだ。われわれのロッカールームのカルチャーはとても良い状態にある。彼らにはできる限り、このチーム作りのプロセスに加わってほしいと思っている。彼らのフィードバックを信頼している」

ベアーズの選手たちからのフィードバックはポジティブなものだったようで、ポールズGMは、過去数カ月にわたってウィリアムズがレッテルを貼られてきたステレオタイプを否定し、次のようにコメントした。

「(彼は)本当に頭がいい。とてもいいチームメイトになれる人物だ。話しやすい。気取らない。ハリウッドのことについては、このプロセスを通じて話し合った。彼はフットボールに集中している。働きたがっている。もっとうまくなりたいと思っている。チームとして勝利することを望んでいる。それが彼にとって最も重要なことで、成功すること以上に優先されている。最も重要なのは、彼がわれわれのカルチャーにフィットし、われわれが目指していることを理解しているかどうかだが、すべての兆しは彼がフィットしていることを示している。だから、その点はポジティブだった」

あと2日もすれば、ベアーズはウィリアムズとの契約を正式に結ぶことができる。

【KO】

© NFLJapan.com